【患者:60代男性 主訴:肩痛】
右肩に痛みがあり、途中までしかあげることができない。
1年半ほど前に五十肩と言われ整形外科でリハビリを行い、少しはよくなったがその後変化が見られない。
【施術内容】
右腕がどの程度上げることができるかを確認。
前からは顔の前くらいまで挙げる事ができるがそこで痛む。
横からは手のひらを上に向けた状態だと痛みはあるが耳の横近くまで挙げる事ができるが、手の甲を上に向けた状態だと斜め上45度くらいまでしか挙げる事ができない。
この時、痛みは無く、それ以上動かない状態。
肩、背中、腋下付近の筋肉を解して弛める。
また背中、肩甲骨付近の筋肉と筋膜を調整し、筋肉の動きを滑らかにする。
右肩、肩甲骨、胸椎の関節の可動域を調整し、肩の動きをしやすくする。
これにより前からは顔の真横まで挙がるようになり、痛みもかなり減少した。
横からも手のひらを上にした状態では耳に付くくらいまで挙がるようになり、手の甲を上にした状態でも斜め上45度、耳の横近くまで挙がるようになった。
五十肩のような場合は一部の状態を除き、痛いからと言って肩を動かさないでいると、余計に肩の筋肉が弱ったり、硬くなって動かしにくくなり痛みも伴うことにもなります。
なるべく肩を動かして肩の動きを良くしてあげることも大事になります。